さまざまな意見のある安楽死

安楽死という方法については、非常に多くの意見があり議論されているところです。

ペットの死に直面をする飼い主さんはとてもつらい思いをしていますが、長くつらい病気に苦しむ愛犬の姿を見ることもまた心の負担を大きくしてしまいます。

病気にはもう治る見込みがなく、あとは痛みに耐えて死ぬのを待つだけという状況になったとき、おそらく飼い主さんの多くは「いっそ楽にしてあげたほうが」と考えることでしょう。

実際そうして安楽死を選ぶケースも多く、動物病院ではより安らかに死を迎えることができるよう痛みのない眠るように亡くなる方法をとっています。

具体的にはカテーテルを足から静脈に通し、そこに麻酔薬と安楽死用の内臓機能を停止させる薬剤を少しずつ入れていきます。

本当に眠るように、ゆっくりと身体の動きが止まっていくという様子はとても神聖な瞬間でもあります。

あとで後悔をしないように

ペットの命を奪うことになる安楽死ですが、動物病院など専門の施設で行う場合ならそれは合法的な「殺処分」にあたるため何らかの違法行為に抵触することはありません。

逆にそうした専門の方法によらず、自分の手で命を奪うような方法をとってしまうと動物愛護管理法に抵触してしまう可能性があるので注意してください。

ただいくら安楽な方法によるとはいえ、そうして愛するペットを死に追いやったことについて、あとになって長く後悔される飼い主さんもかなりたくさんいるようです。

「最期まで生を全うさせてあげるべきだったかもしれない」という気持ちはかなり後を引く罪悪感になってしまい、それがペットロス症候群になってしまうこともあります。

ペットのためとはいえ、安楽死という方法については充分に考えぬいた末に選択をするべきと言えます。