犬の寿命と老後の生活

ペット犬の平均寿命はだいたい13.3歳くらいと言われています。

人間の場合には男女の性別で平均寿命は10年ほど違いがありますが、ペット犬の場合には性差はそれほどないようでどちらの方がより長生きということはありません。

むしろ犬の寿命に大きな影響があるのは体のサイズで、小型犬~中型犬の方が大型犬よりも数年は長生きをすることができるようです。

ただ同じ犬種であってもそれまでの生活環境や飼い主さんからの愛情によってかなり寿命は上下してくるので、出来る限り長く一緒にいれるようにきちんと環境を作っていってあげてください。

寿命を延ばすといってもそんなに難しいことではなく、きちんと予防接種をして適した食事を適量与え、毎日きちんと運動をしていくようにするということで充分です。

大切なペットの寿命を縮めるNG行為

ペットの寿命は年々伸びる傾向にあることから、かなり飼い主さんたちがきちんとペットにとって居心地のよい環境を作ってあげることに成功をしていると言えます。

しかし反面でペットに対する知識をほとんど持たないままなんとなくでペットを飼い始める人もおり、そうした人の中には悪気なくペットにとってよくない生活をさせているということもよくあります。

そうしたケースでよくあるのが、ペットの食事を人間とほとんど同じようなものにしているということです。

確かに人間の目から見るとペットフードというのは見た目も味気なく、さしておいしそうなものには見えません。

あんなものを食べさせるなんてかわいそう!とばかりに手間暇をかけてペット用の食事を作られているような飼い主さんも時々いらっしゃいます。

ですが人間と犬はそもそも内臓の作りも違いますし、1日に必要な栄養分も大きく異なるので、人間の食事を基準にして与えることはむしろ健康を害する原因になってしまいます。

ペットの寿命を縮める原因の一つに「肥満」がありますが、ひどい肥満で動物病院を受診されるときには自立すらできないくらいにまるまると太ってしまっているケースもあったりします。

普通にペットフードを適量与えていてそこまで太るということはまずないため、おそらく日常的に人間の手食物のような脂質やカロリー、塩分、糖分がたっぷり含まれた食物を食べているのではないかと予想されます。

まるまる太ったペットを「かわいい」と思う人もいるようですが、そうした過度の肥満は筋肉や骨に大きな負担を与えるとともに、糖尿病や高血圧といった重大な疾病の原因をつくりだしてしまうことになります。

ペットに愛情を注ぐことは正しいことですが、その方法を間違えないようにしてください。

ストレスが寿命を縮める原因

もう一つペットの寿命に大きな関係があるのがストレスです。

犬やネコといったペット用の動物は非常に頭がよいため、繊細なことにストレスを感じたりすることもよくあります。

毎日の散歩は運動をするということだけでなく、常に室内という狭い空間にいることで感じるストレスをなくすという重要な役割もします。

また一緒に運動するということで飼い主さんからの愛情を深く感じることにもなるので、できるだけ一緒にいるときは体を動かせるようにしてあげてください。

精神的なストレスも度重なるとそれが体の内部に病気を作っていくことにもなります。

犬は成長のスピードが人間よりも早いため、一度病気になるとみるみるうちに進行をしてしまいます。