初めて散歩する際の注意点

子犬を初めて屋外の散歩に連れ出す時には、まずは外界に慣れさせるということを目標にしましょう。
というのも子犬の時期というのは必要な運動量はそれほど多くなく、その前にまず人間との共生生活のルールを覚えるということの方が重要になってくるからです。

特に生後間もない子犬は狂犬病予防接種を未接種なこともあるので、その場合は外部からの感染から守る意味でも、あまりあちこち屋外を連れ回すのはよいことではありません。

初めての散歩の場合、まずはカートや抱っこで犬を連れて散歩ルートを回るというのがよい方法です。
散歩なのに自分の足で歩かないというのはおかしいと感じるかもしれませんが、子犬や老犬に対してはそうした散歩の方法も推奨されています。

そうした自分の足を使わない散歩であっても、視界から入る景色など外部の情報を受け取ることにより、脳に「散歩をした」というのと同じ感覚を得ることができるのです。

外界にある刺激全般になれさせることを「社会化」もしくは「馴化」と言い、これも立派な犬へのしつけの一つです。
子犬の場合は外界の刺激に耐性がないというだけでなく、好奇心が強いがために危険を危険として認識できないということもあります。

散歩中には自動車や自転車など危険な乗り物と接触することもありますので、そうしたものを危険であると教えてあげることも、はじめての散歩の役割です。

子犬の時期の社会化に失敗するとトラウマになることも

子犬の時期の散歩では、飼い主さんはしっかり子犬を守ってあげるようにしましょう。
自動車や自転車との接触は成犬であっても非常に危険なものですし、接触をした場合は相手方もケガをしてしまう可能性があります。

子犬の時期にそうした危険と接触があると、それがトラウマになり屋外への散歩を極端に嫌がるようになってしまう犬もいます。

子犬の時期の社会化がしっかりしていないと、外界の新しい刺激に対して強い警戒感を持ったりもするので、ぜひ一緒に楽しいことを経験させてあげてください。